今月の主題 腸疾患診療のノウハウ
診断のための検査法
大腸内視鏡
岩男 泰
1
,
日比 紀文
2
1慶應がんセンター
2慶應義塾大学医学部内科
pp.775-777
発行日 2002年5月10日
Published Date 2002/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908688
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ポイント
大腸内視鏡はルーチン検査ではあるが,手技的に難度が高く,患者に負担を強いる検査である.
検査の必要性や内容をよく説明し,患者の不安を取り除くことが重要である.
吸引,引き戻し操作を多用して腸管の短縮を図り,なるべく直線的に挿入する.
大腸の解剖学的特徴をよく理解し,体位変換や用手圧迫などの補助操作を行う.
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