今月の主題 腎・尿路系疾患を診る
全身性疾患と腎病変
薬剤による腎障害
秋山 由里香
1
,
斉間 恵樹
1
1国立国際医療センター腎臓内科
pp.1859-1861
発行日 2001年11月10日
Published Date 2001/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908441
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ポイント
腎障害をきたす薬剤としては抗生物質,非ステロイド系消炎鎮痛薬(NSAIDs),抗癌剤,免疫抑制剤,造影剤などが特に重要である.
年齢,基礎疾患,脱水などの危険因子を十分把握して,薬剤を使用することが重要である.
薬剤による腎障害は臨床症状に乏しく,日頃よりその存在を意識し,発生を予防するべきである.
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