Medicina(Tokyo) Volume 38, Issue 2 （February 2001）

medicina 38巻2号（2001年2月発行）

今月の主題 Hematological malignancy—診断と治療の現状と展望

発症のメカニズムと疫学

造血器腫瘍の発症頻度—最近の動向内田秀夫 ¹ ¹東京電力病院内科 pp.172-173

発行日 2001年2月10日 Published Date 2001/2/10

DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907981

PDF(7940KB)

ポイント

　わが国の白血病による死亡率は，1999年で人口10万人対5.3で，近年はほぼ横ばいである．

　骨髄異形成症候群の発症は増加傾向にある．

　悪性リンパ腫の発症頻度は漸増しており，特に非Hodgkinリンパ腫の増加が目立つ．死亡率も1999年に6.1であった．一方，Hodgkin病はわが国を含む欧米各国で減少傾向にある．

基本情報

電子版ISSN 1882-1189 印刷版ISSN 0025-7699 医学書院

白血病発症の頻度—最近の動き鈴木久三 , 福谷久医学書院 medicina
34巻 6号（1997年6月） pp.1042-1044
PDF(12489KB)
- 有料閲覧
骨粗鬆症発生頻度の動向吉村典子医学書院 medicina
45巻 3号（2008年3月） pp.401-405
PDF(627KB)
- 有料閲覧
最近の残胃癌の頻度の動向―術式別・部位別等大橋真記 , 片井均 , 深川剛生 , 羽藤慎二 , 佐野武 , 笹子三津留 , 後藤田卓志 , 小田一郎 , 濱中久尚医学書院胃と腸
39巻 7号（2004年6月） pp.977-983
PDF(995KB)
- 有料閲覧
造血器腫瘍—最近の話題高久史麿医学書院臨床検査
33巻 4号（1989年4月） pp.367-368
PDF(2710KB)
- 有料閲覧
わが国における円錐角膜の発症頻度小川昭彦 , 中野恵子 , 上田俊介 , 藤木慶子 , 金井淳 , 中島章医学書院臨床眼科
38巻 3号（1984年3月） pp.294-295
PDF(1573KB)
- 有料閲覧

中耳炎発症頻度の推移隈上秀伯 , 道祖尾和彦 , 上坂政勝医学書院耳鼻咽喉科
37巻 11号（1965年11月） pp.1069-1072
PDF(2844KB)
- 有料閲覧
甲状腺腫瘍に関する最近の動向原田種一医学書院臨床外科
26巻 12号（1971年12月） pp.1942-1943
PDF(2469KB)
- 有料閲覧
頭頸部腫瘍の最近の動向佐藤武男医学書院耳鼻咽喉科
47巻 10号（1975年10月） pp.699-706
PDF(5886KB)
- 有料閲覧
最近の動向酒井紀医学書院 medicina
25巻 12号（1988年11月） pp.2616-2617
PDF(8479KB)
- 有料閲覧
最近の動向　献腎移植の動向宍戸清一郎東京医学社腎と透析
89巻 6号（2020年12月） pp.907-911
PDF(388KB)
- 有料閲覧