今月の主題 循環器薬の使い方 2000
病態に応じた循環器薬の使い方
利尿薬
作用機序・効果・種類・特徴・副作用・禁忌
佐藤 元彦
1
,
長谷部 直幸
1
,
菊池 健次郎
1
1旭川医科大学第1内科
pp.1314-1317
発行日 2000年8月10日
Published Date 2000/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907581
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●利尿薬は古くから循環器疾患の治療に用いられ,現在もなお治療上不可欠な薬剤である.副作用とされる代謝面(脂質,糖,尿酸),電解質(特にK・Mg欠乏)への影響も用量,使用法を考慮することにより最小に抑えることができ,その地位が再び見直されつつある.本剤の潜在的な副作用の可能性を十分知った上で,その有用性を再認識する必要があろう.
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