今月の主題 内科医のための皮膚所見の診かた
内科医へのヒント
皮膚科医がパッチテストをするとき—接触皮膚炎から固定薬疹まで
伊藤 正俊
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1東邦大学医学部皮膚科学第1講座
pp.558-561
発行日 2000年4月10日
Published Date 2000/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907417
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●パッチテスト(PT)は,アレルギー性接触皮膚炎の原因を実証する唯一科学的な方法である.
●PTは薬疹の比較的早期に,しかも,原因と推定しうる薬剤を同時に検討するには優れた方法である.
●固定薬疹では皮疹部でPTを施行するが,その陽性頻度はいわれるほど高くない.
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