今月の主題 内科医のための皮膚所見の診かた
内科医へのヒント
薬疹とウイルス感染の接点—アンピシリン疹からHIVまで
塩原 哲夫
1
1杏林大学医学部皮膚科
pp.550-553
発行日 2000年4月10日
Published Date 2000/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907415
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●一般に,薬疹とウイルス性発疹は鑑別すべきものと考えられているが,両者の免疫反応は酷似しており,実際には両者が密接に関与して発症する皮疹が多い.
●伝染性単核球症の際のアンピシリン疹や,様々な薬剤による過敏症候群は,その代表である.
●検査データは従来の常識に当てはまらない場合が多い.
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