増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
疾患からみた内科エマージェンシー
消化器疾患
急性肝不全
柴田 実
1
1昭和大学医学部第2内科
pp.326-328
発行日 1998年10月30日
Published Date 1998/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907154
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ポイント
●急性肝不全は原則として全例が内科的エマージェンシー・ケースに該当する.
●急性肝不全は予後不良な疾患であり,早期に診断し,集中治療を行う必要がある.
●急性肝不全は病因によっては特異的治療が可能であり,迅速な病因診断が求められる.
●急性肝不全に対する特殊組成アミノ酸輸液は有害とされている.
●内科的治療無効例は肝移植の適応となる.
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