特集 内科疾患の診断基準・病型分類・重症度
第2章 消化器
急性肝炎・急性肝不全
齋藤 貴史
1
,
上野 義之
2
1山形大学医学部臨床看護学講座(消化器内科学)
2山形大学医学部消化器内科学講座
pp.577-579
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika127_577
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急性肝炎は,感冒様症状,食思不振,倦怠感などの非特異的症状で発病することが多く,的確な病型診断と治療がなされれば予後良好な例も多いが,一方で,重症化をきたし急性肝不全へ移行する例もある.また,肝炎以外の原因で急性肝不全を発症することもある.
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