増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
症状からみた内科エマージェンシー
喀血
稲葉 史子
1
,
森澤 雄司
2
1小平記念東京日立病院内科
2東京大学医学部附属病院感染制御部・感染症内科・呼吸器内科
pp.172-173
発行日 1998年10月30日
Published Date 1998/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907090
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ポイント
●喀血の症例では全身状態の把握と喀血量の推定が必須であり,気道確保が最優先である.
●大量喀血や呼吸不全,出血傾向などを伴う症例は入院適応である.
●必要に応じて気管支鏡,気管支動脈造影,外科的手術など,専門医の連携が重要である.
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