グラビヤ 写真でわかる対症看護・6
喀血
柴山 知子
1
,
柳堀 啓子
1
1関東逓信病結核病棟
pp.5-12
発行日 1962年9月15日
Published Date 1962/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911717
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喀血は患者に非常に大きな精神的ショックを与えるものであるから,看護婦は決して驚いた様子などせず,落ち着いて機敏な動作で看護処置に当たるようにしなければならない。
普通,喀血は自然の防禦機能で止血するものであるから,喀血で死ぬことはないということをよく患者に理解させ,精神的苦痛および不安を和らげ,身体的,精神的絶対安静を守らせることがたいせつである。
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