増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
内科エマージェンシーと緊急検査
末梢血検査
井上 靖之
1
,
鈴木 憲史
1
1日本赤十字社医療センター血液内科
pp.57-59
発行日 1998年10月30日
Published Date 1998/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907051
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ポイント
●検査データは,患者の臨床症状から予測される診断の裏づけをするものであり,詳細な問診,視診,触診の実行が第一である.
●血液疾患は早期診断,早期治療を要するものが多い.疑わしい患者があれば,救急部においてでも積極的に末梢血塗抹標本の観察を行い,血球細胞の形態異常の検索に努めるべきである.
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