増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
内科エマージェンシーにおける救急処置
輸血療法
照屋 純
1
1Allegheny大学Hahnemann病院輸血・血液凝固部門
pp.51-53
発行日 1998年10月30日
Published Date 1998/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907050
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ポイント
●輸血適応の決定は,ベネフィットがリスクを上回ると考えられるときにのみ行う.
●輸血の緊急性がどの程度であるかを,患者のヘマトクリット,基礎疾患,心肺疾患の有無,貧血の原因,貧血になるまでの時間などで判断する.
●超緊急時は,無理して血液型をチェックせずに,迷わずO型の赤血球濃厚液(MAP)を輸血する.
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