今月の主題 Evidenceに基づいた内科疾患の予防
感染症の予防方法
好中球数減少時の抗生物質による予防投与
森澤 雄司
1
1東京大学医学部附属病院感染制御部感染症内科,呼吸器内科
pp.1939-1941
発行日 1999年12月10日
Published Date 1999/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906584
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●好中球数減少に伴う発熱は死亡率が高い緊急症で,約60%が感染症,約20%が血液培養陽性である.
●院内感染制御において,手洗いはすべての医療従事者に必須である.
●好中球数減少時のTMP/SMX合剤やニューキノロン系の投与は発熱を予防するが,耐性菌の出現を増加させる可能性がある.
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