今月の主題 Evidenceに基づいた内科疾患の予防
感染症の予防方法
結核症の発症予防と感染予防
佐竹 幸子
1
1群馬大学医学部保健学科
pp.1936-1938
発行日 1999年12月10日
Published Date 1999/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906583
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●結核の感染経路は空気であるので,活動性結核患者に対して空気予防策をとる.
●結核潜伏感染者を同定するためにツベルクリン反応や胸部X線撮影を実施する.
●結核に新たに感染した人が活動性結核に進展する危険性を減らすために,isoniazidの予防的投与を行う.
●医療従事者の結核予防対策は,地域および病院内における結核の罹患率,発生率,ツベルクリン反応陽転率,抗結核薬耐性率などから危険度を評価し,適切かつ効率的に実施されるべきである.
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