今月の主題 内科医のためのがん診療Update
支持療法
好中球減少時の対応
斉藤 博
1
1愛知県がんセンター愛知病院呼吸器内科
pp.1491-1493
発行日 2008年8月10日
Published Date 2008/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103485
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ポイント
●発熱性好中球減少症では,病原体の同定を待たずに抗緑膿菌作用をもつ抗菌薬を投与するエンピリックセラピーが標準的治療である.
●低リスクグループでは経口抗菌薬による治療が可能であるが,リスクアセスメントを含む初期評価を必ず行う.
●耐性菌予防の観点からキノロン系抗菌薬の予防投与は高リスクグループに限定する.
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