増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集
血液生化学検査
血中薬物濃度
抗てんかん薬/向精神薬
岡島 由佳
1
,
上島 国利
1
1昭和大学医学部精神医学教室
pp.434-436
発行日 1999年10月30日
Published Date 1999/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906411
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向精神薬とは,中枢神経系に対する選択的な影響を通じて,精神機能や行動に特徴的な変化を起こすことを主な作用とする薬物で,抗てんかん薬,抗精神病薬などの精神科治療薬と,麻薬や幻覚剤といった精神異常発現薬を含んでいる.
本稿では,抗てんかん薬と,痴呆の随伴症状,せん妄などの鎮静に対し内科でもしばしば用いられるhaloperidol(HPD)などの抗精神病薬のTDMについてふれる.
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