今月の主題 肝疾患診療 1999
様々な状況で肝疾患をどうみるか
腹水・浮腫を認める患者をみたら
久保 修一
1
,
保坂 洋夫
1
1済生会横浜市南部病院内科
pp.246-247
発行日 1999年2月10日
Published Date 1999/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905900
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●肝疾患における腹水で漏出液の場合,安静および塩分制限が第一で,これに薬物療法を加えるのが基本である.腹水・浮腫の患者では,可能なら1g/日,少なくとも2g/日のNa摂取制限を行わなければならない.
●利尿剤療法においては,経口薬ではスピロノラクトン(アルダクトンA®),注射薬ではカンレノ酸カリウム(ソルダクトン®)などの抗アルドステロン剤が第一選択薬となる.
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