今月の主題 内科医のためのInterventional Radiology
Introduction
Interventional Radiologyの沿革と概要
栗林 幸夫
1
1国立循環器病センター放射線診療部
pp.1038-1040
発行日 1996年6月10日
Published Date 1996/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905125
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Interventional Radiologyの沿革
近年におけるinterventional radiologyの発展と普及は目覚ましく,種々の疾患に対する有用な治療手技としての地位を確立し,専門領域を形成するにいたっている.
Interventional radiologyという言葉は,1967年にMargulisが最初に提唱したものであり,“Interventional diagnostic radiology.A new subspeciality”というタイトルでAJRに記載している1).カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の放射線科教授であったMargulisは,種々の放射線診断技術を治療に応用するという新しい分野を一つの専門領域として位置づけ,interventional radiologyと名づけてその将来展望を述べている.
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