今月の主題 慢性関節リウマチとリウマチ周辺疾患
病態理解の進歩
慢性関節リウマチと接着分子
當間 重人
1
1東京大学医学部物療内科
pp.2360-2362
発行日 1995年12月10日
Published Date 1995/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904260
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
●液性因子以外に細胞間相互作用に関わっているのが接着分子である.
●接着分子は単なる物理的接着剤ではなく,白血球の活性化や炎症部位への遊走において重要な役割を担っている.
●慢性関節リウマチでは,滑膜においてそれらの発現・機能が亢進しており,炎症の慢性化に関与していると考えられている.
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.