今月の主題 ベッドサイドの免疫学-免疫疾患に強くなるために
免疫系のしくみとネットワーク-免疫疾患を理解するためのミニマル・エッセンス
ケモカインと細胞接着分子
梅原 久範
1
,
澤木 俊興
1
,
田中 真生
1
1金沢医科大学血液免疫制御学
pp.900-902
発行日 2006年6月10日
Published Date 2006/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101633
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ポイント
自己免疫疾患の病態は慢性炎症である.
炎症部位には免疫細胞の浸潤が認められる.
ケモカインは免疫細胞の血流中から組織への遊走を促す因子である.
細胞遊走の初期過程は,免疫細胞と血管内皮細胞との接着から始まる.
接着分子は,細胞-細胞間の接着を行うレセプターである.
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