Japanese
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講座 臨床医のための免疫学・8
接着分子—最新情報
Current Information of Adhesion Molecules
西成田 進
1
,
澤田 滋正
2
Susumu Nishinarita
1
,
Shigemasa Sawada
2
1日本大学医学部第一内科
2日本大学医学部練馬光が丘病院
1Department of Internal Medicine, Nihon University School of Medicine
2Department of Interal Medicine, Nihon University Nerima Hikarigaoka Hospital
キーワード:
免疫反応
,
炎症反応
,
接着因子
Keyword:
免疫反応
,
炎症反応
,
接着因子
pp.117-122
発行日 1993年2月20日
Published Date 1993/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900788
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接着分子とは細胞の表面にあって,細胞と細胞,細胞と細胞外マトリックスの結合に関与する分子を総称している。その構造上の特徴から,インテグリンなどいくつかのファミリーに分けられる。免疫反応における細胞間相互作用,炎症反応における細胞移動などに重要な役割を担っていると考えられている。動物モデルにおいては特異抗体で接着分子をブロックすることにより免疫,炎症反応を抑制し,疾患のコントロールに応用されつつある。
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