増刊号 Common Disease 200の治療戦略
感染症
ライム病
深谷 修作
1
,
鳥飼 勝隆
1
1藤田保健衛生大学医学部感染症・リウマチ内科
pp.537-539
発行日 1995年11月30日
Published Date 1995/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904196
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疾患概念と病態
ライム病は1977年に登場したマダニが媒介するスピロヘータの一種であるBorrelia burgdorferi感染症である.マダニ咬傷後の遊走性紅斑(ECM)として報告された疾患と同一で,世界的に存在し,北アメリカ,ヨーロッパが2大流行地である.本邦での媒介マダニはIxodes persulcatus(シュルツェマダニ)である.
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