増刊号 Common Disease 200の治療戦略
消化器疾患
膵仮性嚢胞
中迫 利明
1
,
今泉 俊秀
1
,
原田 信比古
1
,
羽鳥 隆
1
,
羽生 富士夫
1
,
高崎 健
1
1東京女子医科大学消化器病センター外科
pp.219-221
発行日 1995年11月30日
Published Date 1995/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904053
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最近の画像診断法の進歩により,膵仮性嚢胞の診断や病態観察が容易になり,治療の必要性と治療時期の的確な判断が可能となってきた.また,治療法も保存的治療や外科的治療ばかりではなく,映像下の経皮的減圧術や内視鏡的減圧術(以下,インターベンション治療)も導入されており,治療手段の選択肢も広がってきている.
本稿では,膵仮性嚢胞に対する最近の治療戦略について述べることとする.
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