今月の主題 小児疾患とキャリーオーバー診療
小児科から内科へのキャリーオーバー診療
てんかん
小林 繁一
1
1静岡県立こども病院
pp.298-300
発行日 1995年2月10日
Published Date 1995/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903508
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ポイント
●小児の各てんかん病型には好発年齢がある.
●てんかんの病型は,発作型と脳波像(発作間欠期,発作時)から診断する.
●抗てんかん薬は病型にあったものを,できるだけ単剤で投与する.
●発達障害のない孤発性痙攣,中心側頭部に棘波をもつ良性小児てんかん(BECT)の初回痙攣では抗てんかん薬を投与せず,経過をみる.
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