今月の主題 狭心症—診断と治療の進歩
診断
冠攣縮の診断法および誘発試験
白壁 昌憲
1
,
友池 仁暢
1
1山形大学医学部第1内科
pp.2564-2566
発行日 1994年12月10日
Published Date 1994/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903418
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ポイント
●詳細な病歴の聴取(夜間・早朝の胸痛発作など)は,冠攣縮を診断し,より適切な治療法を選択するうえで必須である.
●狭心症例で発作時にST上昇を示す場合は冠攣縮が関与している.
●冠攣縮の誘発には,運動負荷,過呼吸負荷,寒冷負荷などの非薬理学的方法と,エルゴノビンやアセチルコリンなどの薬理学的誘発法とがある.
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