今月の主題 呼吸器薬の使い方
アレルギー性・間質性肺疾患の薬物療法
膠原病性肺疾患
瀬戸口 京吾
1
,
猪熊 茂子
1
1東京都立駒込病院アレルギー膠原病科
pp.2415-2417
発行日 1994年11月10日
Published Date 1994/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903385
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ポイント
●間質性肺炎は原疾患により多少の差異があり,また慢性型か急性型かでも対応が異なってくるため,原疾患の同定と病状の進行程度を把握することが重要である.
●RAでのDMARDsによる薬剤性肺炎は,早期に発見し原因薬の中止を行えば後遺障害を少なくし得る.
●肺高血圧症の発症機序は一律でないと推定され,治療に関しては症例に応じて検討する必要がある.
●膠原病に合併するBOOPでは,通常量のステロイドに反応せず,パルス療法や免疫抑制剤が必要となることもある.
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