今月の主題 水電解質・酸塩基平衡の調節とその異常
特殊な病態に関する話題
特発性浮腫の成因と治療
大和田 章
1
,
椎貝 達夫
1
1取手協同病院内科
pp.1955-1957
発行日 1994年9月10日
Published Date 1994/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902962
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ポイント
●特発性浮腫は,特発性ではあるが,その成因として種々の内分泌系の異常が指摘されている.
●水負荷試験,Na負荷試験が診断の補助となる.
●治療としては,減塩が基本である.利尿薬は,浮腫に対して悪循環に作用し得るので離脱を試みる.ACE阻害薬が有効なことがある.
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