今月の主題 神経症候—リアルタイムの診療
臨床医がよく直面する神経症候とその対応
けいれん
寺尾 章
1
,
安田 雄
1
1川崎医科大学・神経内科
pp.2208-2211
発行日 1992年12月10日
Published Date 1992/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901893
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ポイント
1)けいれんには脳性けいれんと脳外性(中毒・代謝性)けいれんがある.
2)てんかんの診断にあたっては,まず症候性けいれんを念頭におく.
3)てんかん大発作には二次性全般化発作が含まれている.
4)てんかんの治療は,適正に選択した抗けいれん剤を単剤から開始する.
5)てんかん治療終結には,3ないし5年間の発作完全抑制を目標とする.
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