今月の主題 内科医のための小児診療のコツ
救急外来における小児科診療
けいれん
黒川 徹
1
1九州大学医学部・小児科
pp.1336-1337
発行日 1986年8月10日
Published Date 1986/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220479
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小児のけいれんにおいて救急を要するものとしては,(1)けいれん重積状態(けいれん発作が反復して出現し,発作間欠期に意識が回復しない状態),(2)けいれん重延状態(けいれんが長時間,通常30分以上続く状態)の2つがある.
けいれんをみたとき,そのけいれんが患児にとってどのくらい危険であるかを見極めることが大切である.そのためには患児の顔色,vital signをすばやくみる.
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