今月の主題 肝硬変から肝細胞癌へ—臨床医の正しい診療のために
肝硬変でみられる病態とその治療の定石
肝硬変患者の手術リスクの評価
大浦 慎祐
1
,
大橋 薫
1
,
別府 倫兄
1
,
二川 俊二
1
1順天堂大学医学部・第2外科
pp.1607-1609
発行日 1992年9月10日
Published Date 1992/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901675
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ポイント
1)肝機能障害(肝硬変)を有する患者の消化器一般外科手術における術前肝予備能および手術リスクの評価について述べた.
2)従来のChild分類にプロトロンビン時間,総コレステロール,コリンエステラーゼ,ヘパプラスチンテスト,ICG負荷試験などを加味して,総合的に肝機能を評価する.
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