今月の主題 胆道系疾患1992
胆道系疾患診断の基本と最近の進歩
ERCPによる胆道系疾患の診断—最近の進歩
河原 弘規
1
1東京逓信病院・消化器科
pp.224-226
発行日 1992年2月10日
Published Date 1992/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901356
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ポイント
1)ERCPによる胆道系疾患の診断は,得られたERCP像の読影によるものと,ERCPの手技を用いた診断法がある.
2)ERCP像による胆管読影の基本型は,片側変形,両側変形,閉塞,透亮の4型である.
3)最近の進歩としては,経口的胆管内視鏡(PCS)の早期胆道癌に対する有用性が期待されている.
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