増刊号 わかりやすいエコー法の臨床
腹部エコー法
アプローチと読み方の基本
消化器疾患,特に肝の術中エコー
竜 崇正
1
1千葉県立がんセンター・消化器外科
pp.310-313
発行日 1991年10月30日
Published Date 1991/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901161
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超音波検査(エコー)の普及は目ざましいものがあり,エコーなくして診断治療はできない時代になってきている.このエコーを術中に応用することにより,視診や触診では診断困難な小病変の同定や,その病変と周囲組織との関係を簡単に把握することができ,より安全で確実な手術を行うことができる.筆者らは1980年より肝,胆道,膵の手術にエコーを応用している1)が,今回肝の術中エコーの実際とその有用性について報告する.
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