増刊号 わかりやすいエコー法の臨床
腹部エコー法
疾患と腹部エコー図異常
腹部救急エコー
冨田 周介
1
1神戸市立中央市民病院・内科
pp.314-318
発行日 1991年10月30日
Published Date 1991/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901162
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急性腹症(広義)の診断において,理学的所見や白血球の増加の果たす役割が重要なことは依然変わらない.しかし腹部単純X線の役割については,すでにUSにその位置を委ねたようである.USはベッドサイドでも施行でき,即時に映像が得られ,直接その病態の核心に迫る.
検査方法については,一般のUS施行時と同様である.強いて言えば,患者の最も痛みのある部位を重点的に検索することである.
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