増刊号 わかりやすいエコー法の臨床
腹部エコー法
アプローチと読み方の基本
エコーガイド穿刺—エタノール注入療法
品川 孝
1
1上都賀総合病院・内科
pp.304-309
発行日 1991年10月30日
Published Date 1991/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901160
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超音波映像下穿刺による経皮的エタノール注入療法(PEI:percutaneous ethanol injection)の開発により,肝細胞癌および肝嚢胞の治療法は従来と大きく変わってきた.とくに小肝細胞癌に対しては根治的効果が認められ,治療成績も良好である1,2).したがって,超音波を用いて肝細胞癌の早期診断から治療まで可能となった.本稿では,経皮的エタノール注入療法による肝細胞癌,および肝嚢胞の治療の実際について述べる.
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