増刊号 わかりやすいエコー法の臨床
腹部エコー法
アプローチと読み方の基本
エコーガイド穿刺—造影診断
唐沢 英偉
1
,
五月女 直樹
1
1国立横浜東病院・内科
pp.298-303
発行日 1991年10月30日
Published Date 1991/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901159
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腹部の穿刺造影検査において超音波映像を用いることの利点は,各種の穿刺造影の安全性と確実性を増し,X線の被曝を軽減することにある.また最近の進歩した腹部カラードプラ装置が使用できれば,穿刺を避けるべき動脈や門脈などの同定に役立ち,出血や感染の危険性を少なくできる.最新の超音波装置を用いてもエコーガイド穿刺造影法の基本は穿刺術であり,経験のある指導者のもとで十分にトレーニングすることが大切である.
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