今月の主題 大腸疾患診療の新時代
よくある大腸疾患:日常診療の視点から
感染性腸炎と化学療法
大貫 寿衛
1
1東京都済生会渋谷診療所
pp.1546-1548
発行日 1991年9月10日
Published Date 1991/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901046
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ポイント
1)化学療法の要否・薬剤選択は病原微生物によって決定する.
2)病原体未決定の時期には疾病の重症度や下痢の型を参考にする.
3)new quinoloneは感染性腸炎の大部分に対して有効であるが,小児には原則として用いない.
4)数種類の疾患について化学療法実施上の問題点を述べる.
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