今月の主題 糖尿病診療の実際
血糖コントロールのために
経過観察のために必要な検査とその評価—代謝指標
荷見 澄子
1
,
大森 安恵
1
1東京女子医科大学・糖尿病センター
pp.796-797
発行日 1991年5月10日
Published Date 1991/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900862
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ポイント
1)血糖コントロールの経過観察に繁用される検査法はHbA1Cとフルクトサミンの測定である.
2)HbA1Cは測定時点よりさかのぼって過去1〜3カ月の長期のコントロールを反映する.
3)フルクトサミンは過去2週間の比較的短期のコントロールを反映するが,蛋白量の変動によって,みかけ上,高値,または低値に出やすい.
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