<解説>よくわかる大腸ESD/EMRガイドライン
経過観察
久部 高司
1
,
松井 敏幸
1福岡大学医学部附属筑紫病院 消化器内科
キーワード:
大腸内視鏡法
,
腫瘍再発
,
腫瘍転移
,
大腸腫瘍
,
腫瘍-残遺
,
腫瘍-第二原発
,
診療ガイドライン
,
内視鏡的粘膜切除術
,
内視鏡的粘膜下層剥離術
Keyword:
Endoscopic Mucosal Resection
,
Endoscopic Mucosal Resection
,
Colonoscopy
,
Neoplasm Metastasis
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Colorectal Neoplasms
,
Neoplasms, Second Primary
,
Practice Guidelines as Topic
,
Neoplasm, Residual
pp.481-487
発行日 2015年9月20日
Published Date 2015/9/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2015380066
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大腸癌および大腸腺腫のESD/EMR後の経過観察は局所遺残・再発,転移,異時性病変の早期発見,未治療病変に対する経過観察などがおもな目的として行われる.しかし観察方法や観察期間の設定は難しく,エビデンスに基づくコンセンサスはない.「大腸ESD/EMRガイドライン」では「腺腫またはpTis(M)癌において,分割切除または切除断端が不明瞭となり,内視鏡的根治度の評価が正確に行えなかった場合は,6ヵ月前後に大腸内視鏡検査を行うことが望ましい」および「腺腫またはpTis(M)癌において,分割切除または切除断端が不明瞭となり,内視鏡的根治度の評価が正確に行えなかった場合は,6ヵ月前後に大腸内視鏡検査を行うことが望ましい」がステートメントとして記載された.
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