今月の主題 糖尿病診療の実際
糖尿病診断の実際
日常診療における糖尿病診断
岩本 安彦
1
1自治医科大学・内分泌代謝科
pp.756-759
発行日 1991年5月10日
Published Date 1991/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900850
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ポイント
1)糖尿病の診断は,問診,身体所見,臨床検査を総合して行うようにする.
2)糖尿病の症状があり,随時血糖が200mg/dl以上,朝食前血糖(静脈血漿)が140mg/dl以上であれば糖尿病と診断してよい.
3)糖尿病の症状があり,75gGTTで「糖尿病型」を満たせば糖尿病と診断してよい.
4)病型の鑑別,合併症の診断も重要である.
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