特集 その知見は臨床を変える?—エキスパートが解説! 内科における最新論文
感染症
結核に対する最新の知見
矢幅 美鈴
1
1千葉大学医学部附属病院感染症内科・感染制御部
キーワード:
結核
,
潜在性結核感染症
,
薬剤耐性結核
,
耐性遺伝子検査
Keyword:
結核
,
潜在性結核感染症
,
薬剤耐性結核
,
耐性遺伝子検査
pp.50-53
発行日 2024年1月10日
Published Date 2024/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229365
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Point
◎結核の標準療法は通常6カ月であるが,海外では4カ月治療のレジメンも推奨されつつある.
◎薬剤耐性結核を疑う場合は耐性遺伝子検査を行うことで,より早期に適切な診療が可能になる.
◎潜在性結核感染症(LTBI)はわが国でもイソニアジド(INH)+リファンピシン(RFP)の3〜4カ月療法が可能になった.
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