特集 これからの結核対策—ポストCOVID-19における結核低まん延下の結核対策を考える
結核の接触者健診と潜在性結核感染症の治療
阿彦 忠之
1
1山形県
キーワード:
結核低まん延
,
接触者健診
,
潜在性結核感染症
,
インターフェロンγ遊離試験
,
結核分子疫学調査
Keyword:
結核低まん延
,
接触者健診
,
潜在性結核感染症
,
インターフェロンγ遊離試験
,
結核分子疫学調査
pp.441-448
発行日 2023年5月15日
Published Date 2023/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401210047
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ポイント
◆日本は結核の低まん延からpre-eliminationに向けて、質の高い接触者健診と潜在性結核感染症の治療を推進する必要がある。
◆結核の診断・治療に関する最新知見や低まん延下での特徴等を踏まえて、接触者健診の技術指針が改訂された。
◆低まん延下での感染源・感染経路の究明には、結核分子疫学調査と社会ネットワーク分析の併用が有用である。
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