特集 肺炎への最新アプローチ—ジェネラリストの立場とスペシャリストの視点から
診断─肺炎をどう診断するか,どう判断するか?:病態の把握と重症度評価
免疫抑制患者の肺炎
伊藤 功朗
1
1京都大学医学部附属病院呼吸器内科
pp.28-32
発行日 2017年1月10日
Published Date 2017/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224543
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Point
◎免疫抑制患者の肺炎を治療するためには,3つのステップ(免疫不全の分類,起炎微生物検査,適切な抗菌薬選択)が必要である.
◎細胞性免疫不全患者のびまん性肺炎では,ニューモシスチスやサイトメガロウイルスが重要である.
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