特集 主治医として診る高血圧診療
生活習慣指導
健診データの活用,特定健診
神保 りか
1
1東都文京病院総合健診センター
pp.1797-1801
発行日 2016年10月10日
Published Date 2016/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224422
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ポイント
●健診は高血圧診断および生活習慣病の把握に重要な機会である.
●平成20年度より40歳以上75歳未満の者を対象に,特定健康診査(メタボ健診)・特定保健指導が行われている.
●特定保健指導は体重や血圧など生活習慣病関連データの改善に一定の効果を上げている.
●CAVI,FMDなどの血管機能評価検査が,人間ドックなどの項目に含まれることがあるが,その有用性は確立されておらず,他の検査結果なども総合的に判断し,動脈硬化の評価を行う.
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