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特集 腎疾患における臨床研究の進歩
【国内データベースの活用】
特定健診研究
Japan Specific Health Checkups(J-SHC)Study
旭 浩一
1
ASAHI Koichi
1
1岩手医科大学医学部内科学講座 腎・高血圧内科分野
キーワード:
特定健診
,
慢性腎臓病
,
生活習慣病
,
要因解析
Keyword:
特定健診
,
慢性腎臓病
,
生活習慣病
,
要因解析
pp.399-403
発行日 2022年9月25日
Published Date 2022/9/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000298
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はじめに
わが国特有の制度である健康診断(健診)で集積される情報資源の活用に期待が寄せられている。特に特定健康診査(特定健診)は全国共通のフォーマットで実施・集計され,健診項目に加え,既往歴,服薬内容,生活習慣に関する問診項目など多岐にわたるデータを含んでおり,保険者が同時に保有する医療保険,介護保険の情報と連結可能なビッグデータとして,わが国の医療保健政策に資する解析成果が期待されている。現在,レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)などの整備が進み,特定健診データをビッグデータとして効率的に活用するための社会的,技術的基盤が整備されつつある。
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