特集 超高齢時代の内科診療
感染症
高齢者に特に頻度の高い感染症—結核,レジオネラ肺炎,リステリア髄膜炎
成田 雅
1
1沖縄県立中部病院感染症内科
pp.1598-1602
発行日 2016年9月10日
Published Date 2016/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224370
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ポイント
●局所のみならず常に全身像を捉え,各臓器別システムの総合内科的問題を早期に認識する.
●高齢者の感染症診療において,レジオネラ肺炎やリステリア髄膜炎は最終的に除外されるまで鑑別から外さないようにする.
●介入として予防が重要であり,感染症リスクの高い環境では環境培養を行ったり,感染症が疑われる患者に対して早期の治療を検討する.
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