特集 超高齢時代の内科診療
循環器
明確なエビデンスが存在しない高齢者に対する対応法はどうあるべきか?
坂本 陽子
1
,
坂田 泰史
1
1大阪大学大学院医学系研究科循環器内科学
pp.1556-1559
発行日 2016年9月10日
Published Date 2016/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224360
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ポイント
●今後増加が見込まれる高齢心不全患者の特徴として,左心室機能の保たれた心不全が多いこと,併存疾患が多いこと,心不全治療薬の処方率が低いことなどが挙げられる.
●診断・治療は日本循環器学会の現行の心不全治療ガイドラインに則って行う.
●大動脈弁狭窄症は高齢者に多く,エビデンスが確立されつつある有効な治療法としてTAVIがある.
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