特集 脳卒中はこう診る—新ガイドラインで何が変わったか
押さえておくべき脳卒中のトピックス
脳卒中に伴うてんかんの病態と治療
松尾 健
1,2,3
,
川合 謙介
1,2,3
1NTT東日本関東病院脳神経外科
2NTT東日本関東病院てんかんセンター
3NTT東日本関東病院脳卒中センター
pp.332-334
発行日 2016年2月10日
Published Date 2016/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223963
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ポイント
●高齢発症のてんかんにおける,原因の第1位は脳卒中である.
●脳卒中のなかでは,脳出血のほうが脳梗塞よりもけいれんの合併率が高い.
●早期けいれんのみの症例では,抗てんかん薬の長期投与は通常不要である.
●臨床的にけいれんを示さないてんかん重積状態を見逃してはならない.
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