特集 循環器薬up to date 2015
慢性期治療─日常遭遇する疾患
上室性頻拍性不整脈
逸見 隆太
1
,
庄田 守男
1
1東京女子医科大学循環器内科
pp.42-45
発行日 2015年1月10日
Published Date 2015/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223017
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
●心室レートの上昇が持続した場合は,心機能が低下することがある(頻拍誘発性心筋症).
●心房頻拍に対するアブレーション治療は,頻拍誘発性心筋症や限局した頻拍ではClassⅠの適応がある.
●心房粗動は心房細動と同様に,塞栓症の原因となるため抗凝固療法を検討する.
●通常型の心房粗動は,アブレーションがきわめて有効である.
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.