神経疾患診療メモ
パーキンソニズム
西平 竹夫
1
1沖縄県立中部病院・内科(神経内科)
pp.2737
発行日 1988年11月10日
Published Date 1988/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222216
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50〜60歳代に好発し,振戦,筋固縮,寡動,姿勢障害を特徴とするパーキンソニズムは,欧米よりは少ない(アメリカの有病率100〜150/10万人,日本約50/10万人)が,日常臨床で決して稀ではなく,神経内科領域において以下に述べる点で大事な疾患の1つである.
1)変性疾患といわれる神経内科特有の難病の中で,不十分ながら治療手段を有する.
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