今月の主題 腎疾患診療の実際
腎疾患の診断—内科的疾患か,泌尿器科的疾患か
尿検査
七里 眞義
1
,
丸茂 文昭
1
1東京医科歯科大学・第2内科
pp.2574-2576
発行日 1988年11月10日
Published Date 1988/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222173
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非侵襲的な尿検査から得られる情報量は多い1).尿中に排泄される物質量は他の経路のものに比べて多く,水分の主要排泄経路であることはいうまでもない.本稿では特に,尿所見によって内科的疾患,泌尿器科的疾患の鑑別を含め,診断に至る過程を短縮させるかという点に主眼をおき述べる.表に尿検査としてみるべきものを示す.
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